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留守電にメッセージをぜひ残してください

こんにちは、仙台市青葉区のおざわ心理相談室です。しばらくコラムが途絶えてしまっていました。少しずつ更新していきたいと思っております。

今日は、個人開業のカウンセリングルームによくある、留守番電話についてのお話です。

先日、あるクライアントさんから、過去の出来事として小規模カウンセリングルームに予約しようと電話をかけた時のエピソードを伺う機会がありました。日を変えたり、時間帯を変えたりして何度か電話をかけたけれど、いつも留守電で直接話ができなかったそうです。

どんな感じか直接電話で話してから予約したかったのに、結局、予約をあきらめてしまわれたとのことでした。「どうして電話はいつも留守電につながるの? おまけに自動音声で、カウンセリングルームの名前が出てこない。間違ったところにかけたのかと思ってしまった。」とおっしゃいます。

この話を伺って、とても心苦しく、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。当相談室もまったく同じで、留守電の応答メッセージは、人工的な女性の声が自動で流れます。相談室の名前は応答メッセージに出しておりません。

実は、このように留守電につながってしまうこと、そして、カウンセリングルームの名前を出さない自動音声の設定にしているのには、それぞれ理由があるのです。

1.いつも留守電で、直接話せない
カウンセラーひとりで運営している相談室の場合、電話応対する事務スタッフがおりません。セッションの最中にかかってきた場合、電話に出ることができないのです。セッションの合間にいただいたお電話には出られるのですが、なかなかタイミングが難しいです。

2.相談室の名前を名乗らない/自動音声になっている
これは、クライアント様のプライバシーに配慮しているためです。例えば、お客様の中には、カウンセリングに通っていることを家族に内緒にしている方もいらっしゃいます。とても束縛の強い家族の場合、スマホの履歴を見て、かたっぱしから電話をかけて相手の行動を調べたりするかもしれません。相談室の名前を名乗らない自動音声にすることで、誰にかけたかがすぐにはわからないようにしています。もちろん、カウンセラーが電話に出た場合には、相談室名は名乗りませんし、ご本人以外からの問い合わせには応じません。また、着信履歴の電話番号だけでこちらから折り返して電話をかけることもいたしません。

当相談室に電話をおかけくださった時には、留守電の自動応答メッセージになっていることが多いかと思います。どうか事情をご理解の上、お名前、お電話番号、ご用件を残してください。メッセージを残していただけば、こちらから必ず折り返しご連絡をいたします。せっかくのご縁をつなげられたらと思います。