よくある質問

とても多くの方が、周囲からすすめられたものの自分にカウンセリング必要なのか?と迷います。新しいこと・知らないことに挑戦するのは、誰にとっても勇気がいりますから、迷うのも当然だと思います。このような場合、とりあえず一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。自分には合わないとわかったら、そこで迷う必要がなくなり他の方法を探すことが出来ると思います。もちろん、受けてみて効果を感じた場合は継続していただきたいです。

「以前カウンセリングを受けたものの、効果を感じなかった」方も、ぜひもう一度試してみてください。ひとくちに心理カウンセリングといっても、様々なカウンセラーがいますから、カウンセラーによって治療方法や経験、スタイルも様々です。そして、カウンセリングには、クライアントとセラピストの相性も大切です。

おざわ心理相談室では、今までのカウンセリングで良かったところと良くなかったところを1回目のセッションで必ず伺うようにしています。そして、今回のカウンセリングで期待することも伺うようにしています。カウンセリングは、クライアントのものであり、カウンセラーはクライアントと一緒に共同作業を行います。

うつや不安などメンタルが不調な人だけにとどまらず、家族や職場の人間関係の悩み、自分を変えたいといった個人的な悩みを相談したい方もいらっしゃいます。さらに、心理職を目指す方に加え、既に心理職として働いていてさらにスキルの向上を目指す方々もいらっしゃいます。未成年者の方には親御さんの同意が必要ですが、年齢も幅広くお越しいただけます。

アメリカでは、心の調子を整えるために心理カウンセリングを受けるのが普通です。そして、サイコセラピスト自身もセラピーを受け、自分自身の問題に取り組んでセルフケアをしています。私自身も、大学院在学中、そして卒業してからも定期的にセラピーを受けて自分自身の成長の糧としています。

抑うつ、不安症(パニック障害、社会恐怖など)、統合失調症、適応障害、PTSD、身体化障害、性障害、性同一性障害、学習障害、自閉症スペクトラム症、ADHD、摂食障害、睡眠障害をはじめ、認知症(アルツハイマー)などの様々なご相談を受けています。

ただし、重篤な症状、自傷・他傷行為、暴力行為、自殺意図などの症状が激しい場合など、当心理相談室の診療範囲を超えていると判断した場合は、相談をお断りすることがあります。また、精神科・心療内科に通院中の方は、主治医の先生とカウンセリングについてご相談の上、許可を受けてください。また、精神薬を処方されている場合、お薬の情報がわかるもの(お薬手帳や説明書)をご持参くださると助かります。

カウンセリングというと、なんだか自分のことを理路整然と説明しなければいけないような気持ちになるかもしれません。うまく話せるか不安な気持ちになるのも当然だと思います。

セッションで、カウンセラーは質問をしながら、クライアントの悩みやこころの状態についてしっかりお話を伺っていきます。自分にしっくりくる言葉を探す作業そのものが治療的に作用し、洞察を深めたり新しい発見をすることにつながっていきますので、ご自身のペースでゆっくり話してくだされば大丈夫です。