こんにちは。仙台市青葉区のおざわ心理相談室です。
早いものでもう6月も半ば。木々の緑も濃くなり、日差しも強くなってきました。宮城県の緊急事態宣言が解除されてから一ヶ月ほど経ち、人の往来も増えてきました。マスク、手指消毒、3密を避けるなど、引き続きコロナウィルス対策に気をつけてきたいですね。
さて、今日は、植物の癒し効果について考えてみたいと思います。
植物が部屋の中にあると、目に楽しく、心に安らぎと癒しを与えてくれます。そして、植物を栽培すると部屋が華やかになるのに加え、私たちの心や体にもさまざまなポジティブな変化をもたらしてくれるのです。
例えば、植物の光合成による効果です。植物は光合成をおこなうことで、光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を合成し酸素を出します。この酸素によって、お部屋の空気を清潔に保つことができます。
また、植物の緑色の波長は、網膜への負担が少なく、視覚疲労の緩和に効果的と言われています。さらに、植物の緑を見ることによって、脳内のアルファ波が発生し、筋肉の緊張がほぐれ血圧や心拍数が減少し、精神が安定したリラックス状態が促進されると言われています。
このように空気浄化効果やリラックス効果のある植物をうまく取り入れて、家での暮らしを心地よく整えていただきたいです。植物の世話は大変だから・・と気負わずに、ぜひチャレンジしてみてください。
例えば、ミントやバジルなどは、比較的丈夫で育てやすいハーブですから、庭のない方でもベランダや窓辺で気軽に育てることができます。フレッシュな自家製ハーブを料理に加えて、食べて楽しむことも出来るのでおすすめです。
乾燥に強く丈夫で水やりの頻度は少なくて済む多肉植物もおすすめです。逆に、水やりをし過ぎると枯れてしまうので、お世話をしすぎず、ほどほどに放っておいて、大切に見守ってあげましょう。
鉢物はすぐ枯らしてしまうから苦手と言う方は、切り花を部屋に飾ってみてはいかがでしょうか？フレッシュな切り花は日持ちが良く、2週間くらいは十分楽しめます。一輪でも構いません。バラ、カーネーション、ガーベラなど、お気に入りの花を家にあるガラスのコップに挿してテーブルに置くだけで、食卓が華やぎ、気持ちが明るくなるのでおすすめです。
ぜひ、植物からの恩恵を効果的に取り入れて、お部屋を心地よく整えていきましょう。